
日本職域栄養協会
Japan Occupational Nutrition Association (JONA)
日本職域栄養協会とは

設立 の経緯
日本における働き方や産業構造は大きな変化を続けており、職場で過ごす時間の長い社会人にとって、職域における栄養・食環境の整備は、健康維持だけでなく、生産性向上や企業の持続的成長にも直結する重要な課題となっています。
しかし現場では、栄養の専門性を体系的に活用できる場はまだ十分とは言えず、産業保健・医療・企業経営との連携も限定的で、実践や評価のあり方が統一されていないという現状がありました。
こうした課題を背景に、職域で活動する管理栄養士・栄養士、有識者、関連分野の専門職が集まり、**「科学的根拠に基づく職域栄養のあり方を共有し、実践へとつなげる場をつくりたい」**という思いから、本協会の設立が検討されました。
議論を重ねる中で、個々の職場の取り組みを単発で終わらせるのではなく、知見を集約し、教育・研修・教材開発を通じて広く社会に還元する役割が求められていることが明らかになりました。
その結果、職域における栄養支援の質向上と人材育成、そして産業保健・医療・行政・企業との連携促進を目的として、日本職域栄養協会が設立されました。
本協会は、働く人一人ひとりの健康を礎に、企業・地域・社会全体のウェルビーイングの実現に寄与することを目指し、今後も実践的で持続可能な活動を推進していきます。

設立の目的
日本職域栄養協会は、働く人々の健康を支えるうえで不可欠である**「職域における栄養支援の質の向上」**を目指し、設立されました。
科学的根拠に基づいた栄養の知見を、産業保健の現場で実践につなげることにより、生活習慣病の予防、心身の健康保持、そして生産性の向上に寄与することを目的としています。
また、職域で活動する管理栄養士・栄養士をはじめ、医療・保健・企業・教育など多様な分野の専門家が情報を共有し、学び合い、協働するためのプラットフォームを構築します。
教育・研修、教材開発、調査研究を通して、職場で活用できる実践的な支援モデルを普及させ、次世代の人材育成にも取り組みます。
さらに、本協会は行政や関連団体との連携を深め、社会全体における「職域栄養」の役割を明確にし、誰もが安心して働き続けられる環境づくりに貢献します。
私たちは、働く人の健康が、企業と社会の未来をつくるという理念のもと、持続可能で実効性の高い活動を推進していきます。

事業内容
本協会では、職域における栄養支援の質向上と、人々の健康づくりに寄与することを目的として、次の事業を推進しています。
1.研修会・講座の企画・実施
管理栄養士・栄養士をはじめ、産業保健に関わる専門職を対象に、最新の知見や実践事例を学べる研修会や講座を開催します。
オンライン・対面の双方に対応し、現場ですぐに活用できるプログラムを提供します。
2.教材・指導ツールの開発
職場での栄養指導や健康教育に役立つ、資料・チェックシート・教育コンテンツなどを開発し、普及を図ります。
科学的根拠に基づき、誰にでも分かりやすい形での提供を目指します。
3.調査研究および情報発信
職域における食生活や健康課題に関する調査研究を行い、成果を報告書や出版物、WEBサイト等を通じて発信します。
企業や関係機関との連携により、より実践的で社会に貢献できるデータの蓄積を進めます。
4.ネットワーク形成・連携支援
管理栄養士・栄養士、産業医、保健師、企業担当者など、多職種間での情報交換や連携を促進します。
互いの知見を生かし合うことで、より質の高い職域栄養活動の展開を支援します。
5.人材育成および次世代支援
若手専門職や学生に対する学習機会の提供や支援を通じて、将来にわたって職域栄養を担う人材の育成に取り組みます。
本協会は、これらの事業を継続的に推進し、働く人々の健康と、企業・社会の発展に寄与してまいります。

理事長挨拶
日本職域栄養協会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当協会は、職場という生活の大きな時間を占める場において、栄養の力をより効果的に活用し、働く人々の健康と企業・社会の発展に寄与することを目的として設立されました。
近年、生活習慣病の予防やメンタルヘルス対策、健康経営の推進など、職域における健康課題はますます多様化しています。
その中で、栄養の専門家が果たす役割は非常に大きいにもかかわらず、現場では、体制や情報、実践方法が十分に整っていないケースも少なくありません。
私たちは、こうした状況に対し、科学的根拠に基づいた知見を共有し、実践につなげていく場をつくることが重要だと考えています。
本協会では、研修会や講座、教材開発、調査研究、ネットワークづくりを通して、職域で活動する専門職が安心して学び合い、成長できる環境を整えてまいります。
また、産業医・保健師・企業担当者・行政機関など、多職種・多分野との連携を深めることで、より実効性の高い取り組みを推進していきます。
働く人一人ひとりの健康が、組織の力となり、社会全体の豊かさにつながる——その考えを軸に、持続可能な職域栄養の発展をめざします。
今後とも、日本職域栄養協会の活動にご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
(理事長名)
日本職域栄養協会
理事長