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日本職域栄養協会が推奨する健康的な食事と女性のイラスト

設立の経緯

 日本職域栄養協会(JONA)は、職域における食事と健康に関する知識の普及・啓発を通じて、勤労者の健康増進と職域栄養分野の確立に寄与することを目的として、2025年8月に設立されました。職域の健康支援の現場では、産業医、保健師、管理栄養士、健康経営担当者など、多くの専門職が食事指導に関わっています。一方で、食や栄養に関する情報は多様であり、十分な科学的根拠に基づかない知識が、指導や講義の中で用いられる場面もみられます。

 このような課題を背景に、栄養学に特化したキャリアを有する3名の理事、すなわち産業医/内科医の廣田尚紀、栄養疫学者の児林聡美、管理栄養士の榛葉有希が中心となり、本協会を立ち上げました。今後は、職域栄養に関する情報発信に加え、一般・医療者向けの教育・研修、職域で実施される健康教育へのコンサルティングなどを通じて、職域での栄養学の普及啓発を進めてまいります。
 

設立の目的

 本協会は、働く人々の健康課題に対し、専門的な栄養学の支援体制を広げることを目的としています。勤労者の健康は、食習慣だけでなく、勤務時間、交代制勤務、ストレス、職場環境など多様な要因の影響を受けます。そのため、職域における栄養支援には、個人の努力に依存するだけでなく、職場の実情を踏まえた実践的な取り組みが求められます。

 本協会では、産業医、保健師、管理栄養士、健康経営担当者など、職域の健康支援に関わる専門職や組織を支援し、健康増進、疾病予防・重症化予防、栄養改善に資する活動を推進します。さらに、教育、専門家育成、調査・研究、専門職間の交流を通じて、職域栄養を一つの実践的・学術的分野として発展させることを目指します。

​理事長挨拶

 このたび、一般社団法人 日本職域栄養協会の理事長に就任いたしました、廣田尚紀と申します。協会の設立にあたり謹んでご挨拶申し上げます。

 

 本協会は、適切な食事と栄養に関する知見を通じて、日本の職域に関わるすべての方々の健康に資することを目的として設立されました。

 

 働く方々にとって、健康は極めて重要な基盤です。日本では急速な少子化が進み、今後、日本人の労働人口の減少は避けられない状況にあります。そのなかで、働く一人ひとりが長く、健やかに働き続けられることの重要性は、これまで以上に高まっています。

 

 食と栄養は、働く方々の健康を支える重要な要素です。もちろん、食と栄養だけですべての健康課題を解決できるわけではありません。しかし、日々の健康を支える土台として、大きな役割を担っていることは間違いありません。

 

 一方で、現代において私たちが触れる食と栄養に関する知識や情報は、まさに玉石混淆です。適切で信頼できる情報がある一方で、根拠が不十分な情報や、時に健康に不利益をもたらしかねない情報も少なくありません。不適切な栄養情報は、人々を健康へ導くどころか、かえって不健康へと向かわせてしまう可能性もあります。

 

 本協会は、このような現状を踏まえ、適切な食と栄養の知識を職域の皆様にお伝えし、働く方々の健康づくりに貢献することを使命としています。その実現に向けて、栄養に関わる多様な専門家が、それぞれの立場から知見を持ち寄り、本協会の活動の中心を担ってまいります。

 

 本協会は、会員の皆様とともに、健やかな職域の未来を拓いていけるよう、誠心誠意努めてまいります。

今後とも、皆様のお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

廣田尚紀

JONA(日本職域栄養協会)が提案する栄養バランスの取れた食事のイラスト
日本職域栄養協会の食育・健康料理イラスト
日本職域栄養協会(JONA)理事 廣田尚紀

代表理事:廣田 尚紀

日本職域栄養協会(JONA)理事 児林聡美

理事: 児林聡美

日本職域栄養協会(JONA)理事 榛葉有希

理事: 榛葉 有希

お知らせ

​活動報告、更新情報などをご案内いたします

参考情報

働く人の健康と食生活に関する生活習慣病の基礎知識

日本職域栄養協会が教える血糖値コントロールと食事の解説図

 人が生きてくために血糖は必要不可欠です。血糖値をうまく調整できなくなるのが糖尿病です。良い食生活によって、いくつかある糖尿病のタイプのうち「2型糖尿病」の発症リスクを抑えることができます。

日本職域栄養協会(JONA)が解説する高尿酸血症と食事の図解

 私たちの体に必要不可欠な「プリン体」のゴミのようなものが「尿酸」です。尿酸値が高いと、痛風・腎機能障害・心疾患・脳疾患のリスクが上がります。食生活を改善することで、尿酸値は改善できます。

働く人の高血圧対策と栄養管理の図解(日本職域栄養協会)

 高血圧は心筋梗塞・脳梗塞などの重大な血管の病気のリスクを上げます。食事は血圧との関わりが深く、食生活を改善することで改善が期待できます。

JONAが提案する脂質異常症を改善する食事と栄養の図解

 血中にはいくつかの種類の脂質が存在しており、その値が適切な幅よりも多かったり少なかったりする状態が「脂質異常症」と呼ばれています。脂質の種類によって食事の注意点が異なることもあるので、種類ごとに気をつけるべき点を知っておくことが重要です。

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